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2012年3月1日
編集担当幹事 遠藤 格


1818 Society Japan Chapter 会員の足跡記録出版プロジェクト説明

 

第一回編纂会議を2012年2月16日午後4時45分からケネディクス社会議室で高橋会長、濱口幹事の出席を得て行った。また、2月24日の懇親会にご出席の方々に相談申し上げた。その結果、以下の編集方針を決めた。この方針の下に会員各位からご助言、ご意見を伺いつつ、第一回目の原稿執筆依頼に取り掛かりたい。

 

1.目的の確認

本プロジェクトの目的は、「日本と世銀グループとの交流史(人的・知的・地球規模での環境・人道面での有形・無形の協力・交流の歩み(歴史)の検証を行い、その成果の編纂出版事業を立ち上げること」である。この手記集は個人的体験、意見を私的に編み会員の足跡を明らかにするもであるが、日本ではなじみの薄い国際機関の現場や現実をときにはエピソードも交え人間味あふれる形で示し、広く世界銀行、経済協力などに関心を抱く方々、とりわけ後進の参考になることを期したい。

この分野では、学究的な立場から阿部義章氏の研究著作が進行中であり、また手記集としては前世銀日本政府代表理事白鳥正喜氏が1993年に『国造りのロマンを求めて(世銀に働く日本人職員の体験)』を編まれている。本プロジェクトは、後者を継承し発展させるものとなるなるであろう。

 

2.年表

会員有志が日本と世界銀行の関係の沿革を振り返り、各自の手記執筆構想の手助けとするために年表を暫定的に作成した。2012年2月22日現在の年表を添付する。執筆が進み、順次新たな情報、視点、批判を得て、この年表を充実させてゆきたい。本プロジェクトの完成のおりには、様々な時期に様々な立場で世界銀行に貢献された会員有志の個々の手記をつなぎ、60年余の沿革を通覧する資料とする。

 

3.執筆者

手記の執筆者は、数名から十名程度を第一陣、第二陣と順次まとめて募り、その都度出来上がり具合を参考に、次期執筆者受付または依頼を進めて行きたい。執筆期間は、原則3ヶ月、紙数は400字詰原稿用紙25枚(1万字)以内を目安としたい。手記の内容は、執筆会員有志の自由であるが、第一陣は後陣が執筆しやすくなるよう、つぎのように指定テーマを設け、つぎの方々に個人的体験を交えて執筆していただけるか打診したい。また、指定テーマに限らず、自薦他薦を求める。執筆依頼は、高橋会長、濱口幹事、遠藤が手分けして行う。

 

■指定テーマ

■第一陣執筆候補者

日本と世銀グループの相互の役割の変化

日本は世銀に対して借款国へ融資国あるいや起債市場国へと変化した。また、近年は開発情報発信センター発信国としての期待もある。また人材提供国となりえたか?象徴的出来事と登場人物は?

白鳥正喜氏(1988-92)

後藤一美氏(1983-86)

柏谷光司氏(1984-87、89-94)

宮村智氏(1978-80、1995-2000)

人材史

日本と世銀の人物往来史(黎明期、中間)。どのような苦労、喜びがあったのか?これからの課題と提言は?

浅沼信爾氏(1964-94)

思潮と組織、業務

世界の構造変化にともなって世銀の重点テーマや組織、業務はどのように変化したのか(例えば、復興→インフラ→エネルギー→環境→人間の安全保障→HIPCs→?)その変化に日本や日本人職員はどう対応しあるいは翻弄されたのか?

阿部義章氏(1967-96、2004-05)

濱口治孝氏(1985-89)

アメリカ、ワシントンDCの情景

アメリカやワシントンDCも大きく変化した。冷戦、公民権運動、ベトナム戦争、ドル安円高、フェミニズム、冷戦終結等など移り行く世相は遠路はるばるやって来た日本人をどう迎えたのか?

菊地邦夫氏(1970-99)

 

4.編集と暫定出版

この後の編集会議は、原稿が集まった時点その他必要に応じて行うが、原則としてその日時場所は、事前に当会Websiteに掲載する。本プロジェクトに特にご興味のある会員には遠藤から直接メールでお知らせしたいので、その旨遠藤に申し出ていただきたい。編集会議が、会員有志の足跡のみならず、世界銀行や日本の貢献について討論会、勉強会となることも予想される。出来上がった手記は、編集会議を経、執筆者本人の了解を得て、順次、当会Websiteに掲載することを予定している。しかし、Websiteは一般公開となるので、それが不都合な場合は、会員にメールで送付することも考える。

 

5.最終出版

本プロジェクトは、手記集を2016年の当会10年までに完成させる予定である。出版メディアは、当会のWebsiteなど自費電子出版を予定している。しかし、進捗具合によっては、

(1)1818 Society本部と連携して手記集の全部または一部英文化

(2)手記集の出版を期して出版社への出版打診なども検討課題となることがありえる。

 

参考資料として世界銀行グループ日本関係年表をPDFにしました。以下よりダウンロードできます。

[PDF] 世界銀行グループ日本関係年表

 

 

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